2012年4月22日日曜日

録画したデジタル放送から本編のみエンコードするAviutl拡張x264出力(GUI)Exを使った俺的MP4エンコード概要



地デジ民法放送、特に劇場作品は開始から終了までウザいほど本編細切れでリアルタイム視聴なんてしたくもないが、中には残しておきたいタイトルなどもある。以前は番組のみ録画できるのもありましたがドコゾの圧力で今は逝く、、、なのでヤルなら自分でするしかないわけですが、アナログ放送の時ならともかく、日本のデジタル放送の現状では番組の開始から終了の前後カットが精一杯というとこで、本編のみを細切れから一本通しに編集するのはかな~り難しい。しかし残したいと思えるタイトルをブツ切り視聴するのは俺には耐えられない。(※レンタルすればイージャンと言うのはナシ前提)
丸ごとエンコード後、本編のみ取出して連結する方法もあるのだが、ハッキリ言ってめんどくせーーーーーorz。と言うわけで「録画したデジタル放送から本編のみエンコードする俺的MP4エンコード手順概要」です。

あ く ま で 概要です。概要一つ一つの詳細は、気が向いたら追々書いていきます。

・俺的MP4エンコード概要

PT1や2により番組のTSファイルをゲッツ。

①のTSファイルを「 VLC media player 」使用してPS形式に変換。(自分はver0.9.9使用。最新版は何故か上手くできない) 

②出力のPSファイルをDGIndexにより本編のみ範囲指定してプロジェクトファイル(.d2v)と音声ファイル(.mp2)を作成。

③で作成した音声ファイル(.mp2)をUniteMovieにより全連結音声ファイルを作成し、MPx2WAV32によりwav形式に変換。

Aviutlにより③の本編.d2vファイルをすべて追加読み込み。最後に.wavファイルを音声読み込み。 

⑤での映像と音声のズレを確認し、問題なかったらAviutlプラグイン出力の「 拡張x264出力(GUI)Ex 」によりエンコード開始

エンコードしたMP4ファイルをいくつかの位置(最初・中間・終わり)で再生して異常がないのを確認して完成!

①~⑦手順で作成したファイル
※⑥エンコードで、出力位置にAviutl拡張x264出力(GUI)Exの作業ファイルがいくつも出来るがここでは表示されていません(つか作業後削除しちまいました)

※注意 PS形式変換エラーとか音声のズレ大とかの場合の対処などあるのですが、今回は全て正常として記述

①~⑦で行う本編のみエンコードの利点
①保存容量が小さく保存に優しい(サンプルでは14.9GBから770MBのほとんど1/20)
②本編のみ見れる!(当たり前田)
③エンコード時間をそれなりに短くする事ができる(ただし手間がかかる)

①~⑦で行う本編のみエンコードの欠点
①やっぱり画質の劣化はある
②編集環境を作る手間。
③エンコードを行うまでの仕込みの手間と時間
④実際のエンコード時間


欠点①は、Aviutl拡張x264出力(GUI)Ex ならよほど劣悪な実行環境でないかぎり気にならない。

欠点②は一度環境を作ってしまえばそのままでも良いが、それでも周辺プログラムのバージョンアップで変更しなければならない場合もある。

欠点③は ①~⑦のエンコ手順は結構複雑で数が多いと結構大変。サンプルは本編を八ヶ所指定して切出している(エンコ後に切出しよりは手軽) 特にエンコ手順②③なんて何度省略できないかとあの手この手を試したことか、、、けど一番確実性があるんですよね。他の手順だと途中で止まったり上手くいかなかったりドーモ不安定で、、、なので現在は多少メンドくて時間食っても確実な手順となっとります。

欠点④、、、圧縮率や画質を上げればエンコード時間は増加します。高性能なマシンでエンコードすれば時間は減少します。手持ちのマシンに合ったエンコード品質にする必要があります。

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